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高田高校広報「八重の汐」

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陸前高田市にある岩手県立高田高等学校の1年をまとめています。
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#防災

京都工学院高校との復興防災減災学習

みなさん、こんにちは。少し前の出来事ですが… 7月23日(火)に、京都市立京都工学院高等学校の生徒15名、引率教員3名が本校を訪れ、本校の生徒とともに復興防災減災学習を行いました。 京都工学院高校との交流学習は昨年度から実施しています。自分とは異なる地域や環境で生活する高校生と交流し、探究を深めることで、いつ、どこで、どんな災害が起きても ① 被害を最小限にとどめ、自分の命を守ることができる ② 自分ではない他者を慮ることができる ③ 災害についての自分の知識や経験を伝えて

防災を楽しく学ぶ―持ち寄り防災食堂―

 6月16日(日)、米崎地区コミュニティセンターにおいて陸前高田防災を考える会主催の「持ち寄り防災食堂」が実施され、本校の生徒も参加しました。  「持ち寄り防災食堂」は食材を持ち寄り、避難時の食事を作るというもので、今回は参加者が  仙台麩、ウインナー、キムチ、もやし、玉ねぎ、イワシせんべい、塩蔵わかめ、きゅうり、キャベツ、タコ、みかん缶詰、ブロッコリー、SPAM、ニンニク、サニーレタス、大根、牛乳、6Pチーズ、にら、白米 を持ち寄り、しょうゆやみそなどの調味料を使って作ると

岩手県東日本大震災津波追悼式

 こんにちは。3月11日(月)、盛岡市のトーサイクラシックホール岩手 (岩手県民会館)で開催された「岩手県東日本大震災津波追悼式」において、本校2年生の渡邊翔真君が、「未来へのメッセージ」を読み上げました。  岩手県の追悼式は、これまで沿岸の自治体と合同で実施されていましたが、今年は内陸の盛岡市で開催されました。国歌斉唱、黙とう、知事による式辞、来賓による追悼の辞に続いて、渡邊君により、「未来へのメッセージ」が読み上げられました。    メッセージの内容は以下の通りです。

【T×ACTION】東日本大震災メモリアル行事

 こんにちは。3月11日(月)、本校では「東日本大震災メモリアル行事」が行われました。東日本大震災に合わせて毎年行っている行事です。  黙祷、校長挨拶の後、東日本大震災とその後の復興の歴史について、担当から説明がありました。現在の高校生は、当時は保育園の年齢ですので、震災当時の記憶がない生徒もおります。  主に、東日本大震災での高田高校の被害と支援、復興の概要について説明がありました。  後半は、陸前高田市在住の防災士である武蔵野美和さんを講師にお迎えして「パラコード作成

3月1日(金)、テレビ岩手ニュースプラス1をぜひ御覧ください!

  3月1日(金)午後6時15分からのテレビ岩手「ニュースプラス1」で高田高校の生徒の学びをご覧いただけます。  12月に行われた京都工学院高校との復興防災減災の連携学習の模様が放送されます。ぜひご覧ください!

多賀城高校主催の「東日本大震災メモリアルday2023」に参加します

 こんにちは。1月19日(金)~20日(土)に宮城県の多賀城高校で行われる「東日本大震災メモリアルday2023」において、本校の2年生2名の生徒が発表をします。本日は、発表の練習の様子を紹介いたします。  今年初めての参加となります。多賀城高校はSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されており、その成果の発表と全国の高校が集まっての発表や講演、グループワークなど盛りだくさんの企画になっています。本校は、高田高校で行っている復興防災減災の取り組みについて発表しま

【T×ACTION】復興、その先へ―京都工学院高校との復興防災減災連携学習②―

 京都工学院高校との連携学習の続きです。  フィールドワークから帰ってきた生徒たちは、  (1)災害に備えて今の自分ができることを考える  (2)災害に備えて未来を考える の2つから1つを選択し、さらに具体的な探究テーマを決め、フィールドワークの結果と合わせてディスカッションを始めました。  フィールドワークで街を実際に見てきたことで高校生による議論は白熱。 寒い中かなりの距離を歩き、帰ってきてからは脳みそフル回転で考察を進めているのでおなかもすくだろうと、高田高校オリジ

消防・防災フェスタ2023でボランティア活動~防災について考えよう~

 11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」です。この日は、安政元年11月5日の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救った濱口梧陵の逸話にちなんで定められました。  陸前高田市ではこの日に合わせて、「消防・防災フェスタ2023」が開催されました。市民を対象に、ふだん体験できない消火体験や救助体験などの消防活動、煙体験や地震体験等の模擬体験を通じて、来場者が「見て」「触れて」「体験して」をコ

広がれ!防災リュック 小学生水産教室で配付

 10月10日(火)は今年度2回目の小学生水産教室が開催され、陸前高田市立広田小学校の3年生13人と引率の先生2人が高田高校に来てくれました。  今年度の水産教室では、昨年度製作した「子どものための防災リュック」を配付しています。控室で防災リュックとりんごジュース、中に何を入れるかのチェックシートを配付しました。小学生のみなさんは、熱心にチェックシートを読んでくれ、またリュックを背負っての写真撮影にも応じてくれました。  小学生のみなさんは水産教室でかまぼこ作りや防災リュ

【T×ACTION】1年プロジェクト、キックオフ!

 10月3日(火)の5校時、高田高校氷上ホールで、1年生対象のプロジェクトのキックオフ会がありました。  1年生はこれまで、SDGs講演会やワークトリップ、進路希望別見学会、ノーマライゼーション講演会など地域や社会を知るために総合的な探究の時間では主にインプットの行事に取り組んできました。後半は、これまでの学びを生かして個人やチームでテーマを決めて発表するなど、アウトプットの探究活動を進めていきます。  授業の初めに、1年生の生徒と教員全員にジャムとジュースが配られました。陸

9月23日(土)、NHK「被災地からの声 つぎの一歩」をぜひご覧ください!

 9月23日(土)10:05~10:29にNHK(東北6県エリア)で「被災地からの声 つぎの一歩 ~岩手県陸前高田市から」が放送されます。内容は防災リュックの普及に取り組んでいる本校生徒のインタビューなどです。ぜひご覧ください!

【T×ACTION】立教大生とご対面!哲学対話も実施

 4月から高大連携地域探究で探究活動を進めていた立教大学の大学生13名と教員・大学院生3名、総勢16名が8月31日に陸前高田市を訪問されました。  午後2時頃に高田高校に到着された皆さんは、4階の多目的教室へ。到着を心待ちにしていた2年2組、3組の生徒と初対面しました。  わざわざ来校してくださった皆さんに、エコバッグ、りんごジュース、りんごジャム、高田高校オリジナルグッズをプレゼントしました。  その後は、各教室に分かれて哲学対話を実施しました。哲学対話は3年前の高大連

【T×ACTION】防災リュック、準備していますか?~防災の日・防災週間に向けて~

 9月1日(金)は「防災の日」。そして8月30日(水)~9月5日(火)までの1週間は「防災週間」です。9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日(にひゃくとおか)に当たり、台風シーズンを迎える時期であることなどを踏まえて、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、昭和35年に創設されました。また、昭和57年からは、9月1日の防災の日を含む一週間を防災週間と定め、各関係機関が緊密な協力関係のもとに、防災思想普及のための行事や訓練などを行っています。

ノーステキサスからの手紙

 夏休み最終日の8月17日(木)、ノーステキサス大学の竹内先生からメールが届きました。6月29日(木)にノーステキサス大学で日本語や日本文学、日本文化を研究している大学生と教員25名で高田高校を訪問した際の御礼でした。  ノーステキサス大学は震災後から高田高校を度々訪れ、震災について学んだり、学校施設や部活動の様子を見学したりして交流が続いていました。新型コロナのパンデミック等があり、今回は2018年以来の訪問となりました。6月下旬は高田高校で新型コロナの感染者が増えていた時