ノーステキサスからの手紙
夏休み最終日の8月17日(木)、ノーステキサス大学の竹内先生からメールが届きました。6月29日(木)にノーステキサス大学で日本語や日本文学、日本文化を研究している大学生と教員25名で高田高校を訪問した際の御礼でした。
ノーステキサス大学は震災後から高田高校を度々訪れ、震災について学んだり、学校施設や部活動の様子を見学したりして交流が続いていました。新型コロナのパンデミック等があり、今回は2018年以来の訪問となりました。6月下旬は高田高校で新型コロナの感染者が増えていた時期で、感染拡大防止のため部活動が停止となっており、訪問目的の一つであった部活動の見学ができませんでした。生徒がいない状態での見学となりましたが、国際交流担当の職員の案内でグランドや体育館を見て回りました。
ノーステキサスも夏は暑いそうですが、日本の高温多湿の環境にはビックリだったようで、「こんな暑い日に練習することもあるのですか」との質問がありました。
続いて校舎2階の防災・復興教室を訪れました。この教室には、被災直後より各地から贈られた励ましの言葉や千羽鶴などの作品、復興イベントでの思い出の品が展示してあります。
学生さんからは「陸前高田市の復興に高校生はどのように関わってきたのですか」「これから防災にどのように関わっていくのですか」など、多くの質問がありました。防災・復興教室見学の最後には学生さんが書いた色紙をいただきました。「希望」の「希」の字が大書してありました。現在、2018年の訪問時にいただいた「楽」の色紙と並べて防災・復興教室に展示してあります。
見学を終えて、校舎の外に出ると雨上がりに虹が出ていました。しかも2本!
メールによるとノーステキサス大学では、来週からの秋学期開始に向けて準備の追い込み中とのことです。また、秋には来年の留学コースの募集も始まるそうです。次回も本校を訪問されたいとの希望をお持ちのようです。次回、生徒とふれあえる機会を持ちたいですね。