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高田高校海洋システム科

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「海・船・魚」に関する分野について、生産から流通までのシステムを学び、観光資源としての海洋環境に関する知識を身につけます。
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2022年12月の記事一覧

最後の製パン実習

12月9日(金)の科目「総合実習」の時間に、海洋システム科3学年の全員が、今年度最後、つまり高校生活の中で最後の製パン実習を行いました。 通常、海洋システム科においては、パンの製造を行うのは食品科学コースの生徒ですが、今回は海洋科学コースの生徒もパン作りをしました。 この日のパン作りのテーマは「保護者の方に食べていただこう」でした。そのため、この日製造したパンは販売用のものではありませんでした。 「保護者の方に食べていただこう」というテーマにしたのは、3年ぶりの一般公開と

2級小型船舶操縦士の実技試験

12月7日(水)、海洋システム科海洋科学コース3年の8人の生徒達が、2級小型船舶操縦士の実技試験を、市内広田町の大野湾で受験しました。 2級小型船舶操縦士免許を取得すると、海岸から5海里(約9km)までの海域で、総トン数20t未満の船舶又は用途がスポーツやレクリエーションに限定された長さ24m未満のプレジャーボートの操縦ができるようになります。沿岸漁業やレジャーに最適な資格です。ただし、水上オートバイは操縦できません。 この資格を得るためには、身体検査を受けたうえで学科試

最高だぜっ!小笠原ー!!

11月20日(日)から29日(火)までの9泊10日の日程で、海洋システム科3学年の5人の生徒が、東京都小笠原村父島で行われたダイビング実習に参加しました。 この実習は、新型コロナウイルス感染症の流行状況から、令和二年度と三年度の二年間は実施できませんでしたが、今年度3年ぶりに行われました。 また、実習には、本校の他、宮古水産高校と久慈東高校の生徒の皆さんも参加しており、岩手県の水産系高校3校が合同で実施したものです。 20日、参加生徒は岩手県の宮古港で3校合同実習船である

実習艇「かもめ」の漂流物語

平成23(2011)年3月11日に発生した東日本大震災津波で被災し、この度再建された陸前高田市立博物館が、令和4(2022)年11月5日(土)オープンしました。 展示されている「かもめ」 館内には、本校海洋システム科の実習艇だった「かもめ」が展示されています。 「かもめ」の被災(※津波の画像がありますのでご注意ください。) 震災当日、実習艇「かもめ」は市内広田町の六ヶ浦漁港で津波に襲われました。 ※以下に、津波の画像がありますのでご注意ください。 漂着 その後、漂流して