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ピンチヒッター高校生。子育て奮闘中!

 令和6年10月18日(金)。高田高校にお子さんを連れたお母さんたちが、集まってきました。今日は子育て中のお母さん方の交流を深めるために、本校の食品実習施設を活用してパンづくり講習会を開催しました。
 お母さん方がパンを作っている間、お子さんの相手をするのは、高田高校の生徒です。参加したお子さんは生後5ヶ月から5歳までの13名です。
 高校生のみなさん、ちゃんとお世話できるかな?

まずは、子供の気持ちになって遊具で遊んでみました。

 さあ、お子さんが来ましたよ。まずは、お母さんと情報交換!様々な場面での対処法などを聞いています。

お母さんも赤ちゃんと離れるのがちょっと心配かな? 
あれ、ここどこだ?あんた誰?

 赤ちゃんを高校生に託した後は、お母さん方の交流の場、パン作りです。

皆さん、手際よくパン生地をこねていました。
今回は、あんパン・メロンパン・クリームパンの3種類を作りました。 
和やかな雰囲気で楽しく作れました。
パン作りの後は、アクセサリー(パラコード)作りです。

 このように、お母さん方が交流を深めている間、赤ちゃんの様子は……。

あれ、赤ちゃん泣いていない!仲良く遊んでいます。
ぐっすり、いい夢見てます。まさか育児のプロなんでしょうか!
陸前高田市の子ども未来課の方々のアドバイスをいただき、上手に対応していました。

 そうしているうちに、2時間ぶりの親子の対面です。高校生から赤ちゃんの様子をお母さんに報告しました。赤ちゃんもお母さんを見つけると、うれしそうな笑顔を輝かせていました。

おかあさん、すごくおりこうさんにしてましたよ。
ちょっぴり、赤ちゃんとの別れがつらいかも…。高校生も一生懸命お世話したもんね。
やっぱり、ママが一番好き!そりゃそうだよね。

 今年度も、無事に終えることができました。参加してくださったお母さん、いっぱい遊んでくれた子どもたち、本当にお疲れ様でした。そして、高校生に指導していただいた陸前高田市の職員の皆さん、本当にありがとうございました。
 今回、母親役として子どもたちの世話をした高校生は、将来、保育や教育関係の仕事を希望している生徒です。一時であれ、子供を世話することの大変さや楽しさを体験できたことは、将来の進路実現に向け、大きな学びになったと思います。本校の生徒にとても非常に有意義な行事になりました。 

 それにしても、赤ちゃんの寝顔や笑顔は、何時間見ても飽きないですね。また来てね。