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【T×ACTION】保育実習&海洋システム科パン作り体験

7月7日(金)、高田高校の海洋システム科の実習棟と柔剣道場を会場に、令和5年度保育実習及び海洋システム科パン作り体験を実施しました。この行事は、海洋システム科のパン作りを子育て世代の親に体験していただき、地域の方に科の学習内容について知っていただくことと、高田高校の保育・教育系就職希望者が市の保育士の方からアドバイスを受けながら乳幼児の保育を体験し、職業観の育成・進路意識の高揚を図ることを目的に実施されています。今年で5年目を迎える行事です。親子11組22名と市の保育士さん5名、生徒24名の参加でした。

市の保育士さんと受入前の打ち合わせ

生徒は前日に会場となる柔剣道場を一生懸命掃除し、受入準備を進めました。参加するお母さんとお子さん方の集合時間は10時。その前に市の保育士の方と担当するお子さんについて月齢や発育状況、気をつけることについて打ち合わせを行いました。
順次到着するお母さんと自己紹介後にさらに打ち合わせをして、保育実習スタート。

ママがいなくなった-💧誰このおねえちゃん!

初めのうちはママがいなくなったことに気づいて、泣いてしまうお子さんもいましたが、徐々に慣れてきたようで、生徒と楽しそうに遊び始めました。

抱っこって大変だ…
会場の全おもちゃで遊んだ子もいました

さて、そのころお母さんたちは…
海洋システム科の実習棟でパンづくり体験をしました。作ったのはスイートブール、ベーグル、バナナケーキ、豆腐のお菓子の4種類。預けてきたわが子の様子は気になるものの、初めてまたは久々のパンづくりを楽しんでいました。

まずは生地の空気抜き
スイートブール

保育実習の生徒たちは…
謎の踊りを踊り続ける生徒あり、寝かしつけに挑戦する生徒あり、このお姉ちゃんの抱っこじゃなきゃ嫌という子を抱っこし続けている生徒ありと様々でしたが、泣いている子はいません。保育士さんたちのアドバイスもあり、何とかお世話できているようです。

このグループはずーっと抱っこ&謎の踊りであやし続けました

焼き上がりを待つ間お母さんたちと生徒は、柔剣道場で託児中のお子さんの様子や普段の子育てで楽しいことや大変なことなどについてお話しをしました。最後にみんなで記念撮影をして、パンをお土産に渡して名残惜しいけれど子どもたちとバイバイ✋

最後にみんなで記念撮影

参加したお母さんたちからは「パン作りは初めてでしたが、とても楽しかったです」、「良い気分転換になりました!」、「複数のパンやお菓子を作ることができてよかったです。先生や学生さんのやりとりが楽しそうでした!」などの感想をいただきました。
生徒たちは、「子どもたちかわいかった~」、「ずっと抱っこって大変…」、「今日は一緒にねんねしたけど、仕事だったらこの間に連絡帳を書いたりするんだな」など、子育てや保育の仕事について、当事者であるお母さんや保育士さんからお話しが聴けて大変参考になったようです。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。