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市長さん、アメリカへ行ってきま~す!

 令和7年1月5日、高田高校の10名の生徒が姉妹校であるアメリカクレセントシティのデルノーテ高校を訪問するために、日本を飛び立ちます。この訪問は平成26年度から始まり、コロナの感染拡大で実施できなかった時期がありましたが、今回で5回目の訪問となります。
 今日(12月23日)は多大な支援をしていただいた陸前高田市役所を訪れ、市長や教育長に向けて、訪問に対する感謝と意気込みを述べてきました。

参加生徒一人ひとり、自己紹介を兼ねて、意気込みを発表しました。
最後は生徒を代表して2年生の菅野美羽さんが決意表明! 立派な挨拶でした。
生徒の前に置いてある箱には、これが入っています。

 これは、陸前高田市に古くから伝わる張子玩具俵牛の「くびふりべーご」です、幸運を運ぶ縁起物として古くから地元で親しまれてきました。これをホームステイ先の家族に日本のお土産として渡します。
 地元の高校生がクレセントシティを訪問するのに合わせ、伝承の会の皆様が心を込めて製作したものです。日本の伝統文化を英語でしっかりと伝えてきて欲しいと思います。

 市長への表敬訪問に続いて、陸前高田市の「クレセントシティ友好の会」の皆様にも、ご挨拶をしてきました。

会長からは友好の架け橋となる高校生へ、大切なものが渡されました。

 会長から手渡されたものは「メッセージカード」でした。これは多くの陸前高田市民の皆様がクレセントシティの方々にあてて書いたメッセージカードです。このメッセージカードをクレセントシティに届けることも、今回の訪問における生徒の一つの役割となっています。ぜひ友好の懸け橋となってくれることを期待しています。

 一隻の小さな船から交流が始まり、今では街と街をつなぐ大きな架け橋になり、つながりの大切さを実感しています。この経験を通して得られたことを、陸前高田市のコミュニティの発展に役立てていけるようにしたい。私たちの学びや交流が、未来につながる一歩になれば嬉しいです。
 この日のために2か月間、みんなで英会話のレッスンを受けてきました。支えてくださった多くの皆様への感謝の気持ちを忘れず、この交流事業に臨みたいと思います。そして2月に行われる報告会では、成長した自分たちを見せられるように学んできます。
                    (生徒代表挨拶より一部抜粋)

 では、元気に行ってきます!