【T✕ACTION】3年地域探究&学校紹介レポート③
生徒による「陸前高田市と高田高校の魅力発信をしよう!」のNote記事第3弾です。今回は3年海洋システム科の菅野優斗君の記事です。
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【海洋システム科の歴史】
高田高校海洋システム科の歴史は、1906年(明治39年)に遡ります。当時は、広田実業補習学校として開校しました。
1945年(昭和20年)…岩手県立広田水産学校に名称変更
1948年(昭和23年)…岩手県立広田水産高等学校に名称変更(閉校まで使用)
2007年7月には、これまでお世話になった地域の方々に恩返しをしようと、1996年(平成8年)から始まった陸前高田市で7月下旬に開催される「チャオチャオ陸前高田道中おどり」に出場し、今まで地域の方々に親しまれた広田水産高等学校としての有終の美を飾りました。
2008年(平成20年)3月、当時の在校生の間で「広水」の愛称として親しまれた岩手県立広田水産高等学校は、岩手県立高田高等学校に「家政科」と「水産技術科」が併合され惜しまれつつ閉校しました。そして、岩手県立高田高等学校に現在の「海洋システム科」が設置されました。
2011年(平成23年)3月、東日本大震災により高田高校広田校舎は、全壊し2012年(平成24年)校舎、実習棟は取り壊されました。
2011年(平成23年)5月、岩手県立高田高等学校の校舎の全壊に伴い、岩手県立大船渡東高等学校萱中校舎を利用しての学校生活が始まりました。
2015年(平成27年)4月、震災発生から4年の時を経て、陸前高田市に新しい新校舎が完成し、新たな新生岩手県立高田高等学校での生活が始まりました。
現在、海洋システム科では、「海洋科学コース」「食品科学コース」の2コースに分かれ学習をしています。「海洋科学コース」では、実際に海に出て泊まり込みで漁業の実習をしたり牡蠣の養殖の実習をして海の生態系や環境について学んでいます。「食品科学コース」では、オリジナルで製造販売しているさばの味噌煮と水煮を作る実習をしたり、オリジナルのパンを製造販売する実習をするなど食品の衛生や流通について学んでいます。
【陸前高田市の名物】
私は岩手県陸前高田市竹駒町の秘境にある温泉旅館「玉乃湯」についてご紹介します。玉乃湯は、江戸時代末期から続いている老舗旅館です。
玉乃湯は、黄金伝説の郷玉山金山として知られる場所にあり氷上山の登山口にあります。
玉乃湯の魅力といえば鉱泉のかけ流し湯です。目、腰痛、傷の回復に良いとされていて登山者の疲れを癒したり県外からも多く訪れています。「玉乃湯」本館は、洋風で冬になれば薪ストーブが稼働しとても居心地の良い空間になっています。また、「おふろカフェたまゆら」では、玉山の湧き水を使用したコーヒーや南部鉄器で入れたお茶など優しい味わいのお食事をいただけます。土日は、トーストプレートとドリンクのモーニングをいただけます。
そして、玉乃湯の名物は、本館で飼われている「さくら」と「もみじ」の2匹の猫です。観覧スペースがあり猫を見て疲れを癒すことができます。更に宿泊部屋は5部屋あり和室、洋室、和洋室の3タイプのお部屋を選ぶことができます。玉乃湯は、いつ来ても空腹や癒しを満たすことができ大変居心地のいい施設です。ぜひ行っててみてください。
ただし、玉乃湯は2024年1月9日~2月29日の間冬季休業になります。
http://tamanoyuonsen.com/gold/