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日本の水産・海洋を担う若者たち、頑張っていますよ。

 令和5年度東北地区水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会が6月20日(火)~21日(水)の2日間、山形県の鶴岡市で開催されました。東北地区の水産高校9校から生徒が参加し、高校生活で感じたことや経験したことをスピーチしました。
 本校からは海洋システム科食品科学コース3年の安倍春奈さんが参加し、「ノーマライゼイーションという言葉のいらない船旅へ~最高のおもてなし~」と題し、将来の夢であるマリンアテンダントになるための決意と、コミュニケーションの手段として手話の重要性などを7分間にわたり熱弁しました。結果は、見事「最優秀賞」。8月に長崎で行われる全国大会に出場することが決まりました。

発表の冒頭は手話を交えてのスピーチです。「健常者も障がい者も、楽しく船旅ができるように、水産や海洋を学んだ自分ができることは何か」という内容を発表しました。          
             
校長先生と引率教員とのスナップ写真です。全国大会でもしっかりと夢を語ってほしいと思います

 他の教科から見れば生徒数も少なく、活動自体が目に留まる機会も少ないかもしれません。しかし水産系高校の生徒たちは、とても素晴らしい経験を積んでいます。生徒たちは、食糧生産や輸送、自然環境など、日本では欠かすことができない様々な分野で活躍する人材になるために日々学習しています。
 岩手県には水産系高校が宮古水産高校久慈東高校高田高校の3校あります。各校とも特色ある教育活動を行っており、今後もこの3校の活躍に目が離せません。