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【T×ACTION】地域貢献活動~梨摘果作業

 こんにちは。5月9日(火)の5・6校時に2年1・4組の生徒約50名が市内で果樹栽培をしている「仙果園」さんのご指導のもと、梨の摘果作業を体験しました。この作業を通じて、地域の名産品や特産品について知識を深め、地域振興のあり方を探究することを目的として実施しました。 

摘果する実を見極めます

 陸前高田市は冬でもあまり雪が降らず、暮らしやすい温暖な気候から「岩手の湘南」と呼ばれています(隣の一関市には「藤沢」や「川崎」という地名もあります)。その気候を生かして、りんごや梨、桃、ゆずなど多様な果樹を栽培しています。高田高校では規格外のりんごを引き取ってジャムやジュースにする取り組みをしていますが、それ以外の果樹のお世話を体験する中で、少量多種生産という陸前高田市の特徴を生かした商品のアイディアが出てくるかもしれません。
 参加した生徒は天候に恵まれた梨畑で、「どの実を残して、どの実を取るか」に頭を悩ませ、友達と相談しながら作業をしていました。

「これを残す?」「うーん」
作業後の生徒。いい顔してます。

 作業後の生徒は、「こういう作業を毎年やってくれているから美味しい物が食べれるんだなと思い改めて凄いと思いました」、「普段私たちが美味しく食べている梨は農家の方達が汗水垂らしてつくった努力の結晶なんだと思いました」、「作物を育てる工程の大変さが少しでも感じられたので良かった。ちょっとした選択が売上に直結する難しいけどやり甲斐のある仕事だと思った」という感想を述べていました。生徒にとって実のある活動になったようです。