【T×ACTION】シンガポール派遣&夢AWARD校内報告会
9月5日(火)は1~5時間目を短縮授業にして、6校時に「シンガポール派遣・高校生みんなの夢AWARD4全国大会参加報告会」を実施しました。考査や就職試験前であることから感染予防のために1年生は氷上ホールで対面にて聴講、2・3年生は各HRでリモートで聴講しました。
佐々木淳哉君は「高校生みんなの夢AWARD4全国大会」のファイナリスト10人に選ばれて発表してきた「けせんシーファームセンター~陸前高田市に賑わいを!~」と題したプレゼンを行いました。
発表を聴講した生徒からは、「自分が作りたいという想像で終わらせず、お金の問題や人の寄せ方など様々な面からアプローチしていて現実的だと思いました。私も考えるだけで終わらせず現実的な所まで考え実践していきたいです。」「ビジネスプランを聞いて地場産品を扱う施設を作ったり、桜を植えたりすることで観光客が増えるようにするなど、将来を見据えて考えていた。また、宿泊客が少ないことが問題だということがわかった。」「現在の陸前高田市への観光客や宿泊客の数がグラフで表されていて分かりやすかったし、ビジネスプランの目的などがとてもはっきりしていてすごいと思った。」などの感想がありました。1年生は10月からプロジェクトが始まります。先輩の探究を知って、自分のやりたいことがつかめると良いと思います。
後半は、シンガポール派遣事業に参加した生徒の報告です。9月3日(日)に実施された市民向けの報告会と同じ内容を生徒に発表しました。今回は「シンガポール派遣事業報告会」の記事に掲載しなかった内容をご紹介します。
今回のシンガポール派遣では、生徒が3グループに分かれてテーマ別に探究を行いました。
1つめのグループは「見かけだけではないシンガポール」というテーマを設定して、観光立国が成功しているシンガポールから学んだことを今後の町づくりに生かそうということで探究してきました。
2つ目のグループは「セントーサ島の海と高田松原」というテーマを設定して、再生している高田松原の魅力開発のために探究してきました。
3つ目のグループは「今より輝く町づくり~シンガポールから学ぶ~」というテーマを設定して、アートを通じた町づくりができないかを探究してきました。
聴講した生徒からは、「報告会を聞いてシンガポールと日本の違いは多くあるなと感じました。また、その反面、共通点もあるのだなと思いました。また、行った生徒の楽しそうな経験から私もいつか海外に行ってこのような経験をしてみたいと思いました。」「陸前高田市と、シンガポールと比較してとても分かりやすい発表だと思った。」「面積は気仙地区と変わらないのに人口が90倍ということにとても驚いた。様々な人種や文化があふれているというとても魅力のある国だと言うことが分かった。」などの感想が寄せられました。
シンガポール派遣事業に参加した生徒の皆さんは、市民向け報告会、高田高校の生徒向け報告会のために帰国後からプレゼン資料をまとめたり、原稿を書いたり大忙しでした。お疲れさまでした。
シンガポールには再来年度(令和7年度)、また生徒が派遣される予定ですし、今年の12月には短期留学の生徒が来る予定もあります。これからもずっと素敵な交流が続いていくと良いと思います。