廊下から響く「いちま~い、にま~い」
10月24日(火)に3年2組で授業をしていました。授業が終わりにさしかかったころ、廊下から野太い声で「いちま~い、にま~い、さんま~い…」。体育帰りの3年4組の生徒が発した声でした。何だろうと思っていると、問題を解いていた目の前の3年2組の生徒たちは顔を見あわせてクスクスクス。授業が終わってから職員室でその話をすると、「ああ、昨日の芸術鑑賞のマジックのやつですよ、それ」と教えてもらいました(来客対応で、行けなかったのです…)。
前日の23日(月)に、陸前高田市民文化会館奇跡の一本松ホールにて令和5年度高田高校芸術鑑賞会が開催されました。テーマは「古典芸能」。コロナ禍前に予定されていたものでしたが、感染拡大防止の観点から延期に次ぐ延期でやっと開催できたものです。この日は午前中の授業を短縮にして、昼食と清掃後、生徒は徒歩で20分ほどの陸前高田市民文化会館へ移動しました。
【プログラム】
一、寄せ入門 桂かい枝
二、落語 古今亭今いち
三、体験コーナー《落語家(仕草)体験!》
~お仲入り(休憩)~
四、色物 上口龍生《マジック》
五、上方落語 桂かい枝
肖像権の関係などもあり、舞台の様子を写真で御覧に入れることはできないのが残念ですが、冒頭の生徒をはじめとして古典芸能の世界を存分に楽しんだようです。出演者の皆さま、素敵な舞台をありがとうございました!