９月６日（水）、今年度の小学生水産体験教室がスタートしました。１回目は陸前高田市立気仙小学校の３年生の児童と引率教員のみなさんが、高田高校に来てくれました。１１月までの間に、多く地元小学生が水産体験教室に参加してくれる予定となっています。
　この事業は、将来の水産業の担い手育成や、高田高校海洋システム科の学習を地域に発信すること、小学生に指導する高校生側の知識と技能の定着、職業観の育成を図ることを目的として、毎年実施されています。

　毎年、どんな小学生が来るのかなぁって楽しみにしながら準備している高校生。今回の気仙小学校の児童も、すごく元気で本当に楽しい時間を過ごせました。
　水産体験教室では、作業の合間にスポーツのことや勉強のこと、運動会や学習発表会のことなど、様々な会話が飛び交っていましたが、小学生の話題に必死に合わせてコミュニケーションをとろうとしている高校生の姿を見ると、なんかほのぼのとした気持ちになりました。さすがお兄さん、お姉さんです。
　帰り際に、あちこちから「また来ていい？」、「いつでも来ていいよ」という会話が聞こえてきました。小学生だけでなく、高校生も最後まで笑顔になれた1日でした。