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【T×ACTION】シンガポール旅行記Ⅳ~パスライトスクール訪問~

 7月29日(土)は午前中から昼食にかけてパスライトスクールを訪問しました。パスライトスクールは、シンガポールで最初の自閉症に焦点を当てた学校です。7~18歳の自閉症の児童・生徒が学習し、生活しています。
 高田高校は美術部が2年前から「アート交流」を、1年生の国際チームが昨年度からリモート交流をしています。

 陸前高田市は「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を行っています。パスライトスクールの学生さんとの交流を通じて、共生社会実現のために何ができるかを学ぶことが訪問の目的です。
 肖像権の関係で交流の様子を写真で紹介することはできないのですが、タイトル画面の写真は一緒に折った折り紙の画像です。交流を終えた生徒の感想を紹介します。「折り紙を作ったとき生徒さんと仲良くなれました。一緒に行った高田高校の先輩が現地の人なみにみんなに馴染んでゲームで盛り上がっていました。」「今日はパスライトスクールとの交流会がありました。生徒さん達が思っていたよりも積極的でこちらのほうが緊張していました。ディスカッションではアニメやゲームの話題で盛り上がることができました。共同制作では一緒に鶴やバラなどを折りました。私の隣にいた生徒さんとお話をしながら楽しく折りました。彼女は日本が好きでいつか来たいと言っていました。交流を通して改めてシンガポールの人々に日本が愛されていることを知りました。」とのことです。
 パスライトスクールは普通学校での通級学習もあるようです。日本も「インクルーシブ教育」をどう進めていくかが課題となっています。生徒が交流を通じて感じた日本の教育との違いや今後の可能性について報告してもらいたいと思います。