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経済同友会の皆様、ありがとうございました

9月9日(金)の午前中、本校に経済同友会の皆様が来校されました。本校は、平成20(2008)年度に陸前高田市高田町長砂(「ながすか」と読みます。)に校舎があった普通科の高田高等学校と、同市広田町にあった水産科の広田水産高等学校合併したことで現在に至ります。

被災前長砂校舎(高田松原の後ろに見える青い屋根の建物で合併前)
広田湾対岸の唐桑半島から撮影(平成19〔2007〕年9月撮影)


被災前広田校舎(合併前の広田水産高等学校時代)
平成19(2007)年6月撮影

合併後の校舎は、本校舎である長砂校舎と水産系の海洋システム科が実習等で使用する広田校舎に分かれて教育活動を行っておりました。東日本大震災津波で本校は、長砂校舎だけでなく広田校舎も津波により全壊しました。被災により、本校の海洋システム科では実習に係る施設や設備のほとんど全てが使えなくなりました。このような中で、経済同友会の皆様から総額1億円を超える多くの備品を寄贈していただきました

海洋システム科実習棟製パン室の視察
実習棟の冷風乾燥機の視察

今回、経済同友会の皆様は、備品の利用状況を視察するために全国から来校されました。今回の視察の際、気仙小学校の皆さんが体験教室を受講しており、その様子も含めての視察となりました。

操船シュミレーターの視察
操船シュミレーターは、荒れた海も再現できます

視察された経済同友会の皆様には、本校海洋システム科の教育活動の成果をお知らせする意味と、これまでのご支援の感謝の気持ちをお伝えする意味で、製造したサバの缶詰をお贈りし、とても喜んでいただきました。ご寄贈いただきました備品は、今後も大切にして使わせていただきます。経済同友会の皆様、ありがとうございました。

向かって左から、
岩手経済同友会事務局長中島勝志様
東京経済同友会事務局長・代表理事岡野貞彦様
岩手県立高田高等学校長坂本美知治


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