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高田高校海洋システム科

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「海・船・魚」に関する分野について、生産から流通までのシステムを学び、観光資源としての海洋環境に関する知識を身につけます。
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#研究

【T×ACTION】岩手県高校水産クラブ研究発表大会

10月3日(月)から4日(火)にかけて、宮古水産高校を会場に、岩手県高等学校水産クラブ研究発表大会が開催され、海洋科学コースと食品科学コースの水産クラブが、それぞれ研究発表をしました。 海洋科学コースでは松木孝貴さん(3年)が発表者、村上真梧さん(3年)が発表協力者として、食品科学コースでは大和田小夏さん(3年)が発表者、大内拓夢さん(3年)が発表協力者として出場しました。 結果は、海洋科学コースの「釣り人を救う!?YJK開発!」と題した発表が奨励賞、食品科学コースの「S

【T×ACTION】海水を顕微鏡で観察しました

7月5日(火)の2・3校時、海洋システム科2学年海洋科学コースの生徒が、総合実習の時間に、採取した海水を顕微鏡で観察しました。この海水は、学校近くにある脇之沢漁港で、海水面から50センチメートルほどの深さの所をバケツで約20リットル集めてサンプルとして持ち帰ったものです。 この時間の観察目的は2つでした。一つは、プランクトンの観察。特に、カイアシ類と呼ばれる小さな動物プランクトンを探すことです。カイアシ類とは、学名をコペポーダ(Copepoda)といい、エビと同じ甲殻類の仲

【T×ACTION】高田松原海岸の砂についてプラスチック片の有無を調査

5月17日(火)の海洋環境の授業で、海洋システム科2学年の海洋科学コースの生徒が高田松原海岸の砂を観察して、そこにプラスチック片が含まれているかどうかを調査しました。 観察前、高田松原海岸など身近な海や川などに、目では確認が難しい微小なプラスチック片が広がっているのではないかと予想しました。 今回は、潮の干満差によって異なる海岸線(波打ち際のこと)から、サンプルを採取し、シャーレに分けて実体顕微鏡で観察しました。 全部で4サンプルを調べた結果、プラスチック片は確認できま

【T×ACTION】海洋システム科海洋科学コースの課題研究

5月13日(金)の1校時から4校時までの時間、広田町六ヶ浦漁港で、海洋システム科3学年海洋科学コースの生徒達が、課題研究の授業を受けました。 この課題研究の授業では、地域の水産業への貢献を目的にした研究を進めます。海洋科学コースの3年生は、今年、「遭難者を助ける手軽なライフジャケットの開発」をテーマに実験を行っています。この日は、カヌーを用いて海上のペットボトルによる遭難者の救助実験を行いました。

カキの稚貝垂下作業の準備

 5月10日(火)、総合実習の時間に、海洋システム科の2学年海洋科学コースの生徒が、市内広田町の六ケ浦漁港で、カキ養殖のための稚貝垂下作業の準備をしました。  カキを養殖するためには、先ず、カキの稚貝が付着したホタテ貝の貝殻をロープに固定し、養殖棚に海中で吊るさなければなりません。  この「吊るすこと」を垂下といいます。 この後、貝殻を固定したロープを実習船に積む込みました。 後ほど、これらのロープは養殖棚に吊るしました。