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高田高校海洋システム科

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「海・船・魚」に関する分野について、生産から流通までのシステムを学び、観光資源としての海洋環境に関する知識を身につけます。
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#海洋

佐々木拓 陸前高田市長による講義

 こんにちは。12月13日(水)、海洋システム科の1・2年生に対して、佐々木拓陸前高田市長による講義が実施されました。  佐々木市長は、陸前高田市広田町出身、本校OBであり、東京水産大学を卒業後、農林水産省において水産行政に携わってこられました。その経験を生かした気仙地区や日本の水産業に関する講義が行われました。  講義は、中国による日本産水産物輸入禁止の話や、マグロの漁業枠、ウクライナ侵攻とイクラの関係、サンマ、サケの不漁といった最近の話題から、1980年代以降のノルウェ

【予告】高高祭、9月30日(土)一般公開!

 本校の文化祭、「高高祭(たかこうさい)」は9月29日(金)、30日(土)の2日間開催されます。そのうち、30日(土)が一般公開です。 ☆ステージ発表  ・吹奏楽部演奏  ・書道部パフォーマンス披露 ☆企画展示部門  ・吹奏展示(海洋システム科)  ・高大連携T×ACTION成果展示(2学年)  ・お化け屋敷、脱出ゲーム等(1・2年普通科)  ・inbodyを使って健康を考えよう(保健委員会)  ・お茶会(茶道部)  ・あつまれ体験の森~教えて!賢治先生!!~(家庭クラブ委

【T×ACTION】さよならチャーリー、また会おうね!

6月26日(月)から本校に短期留学していたチャーリーさんが30日(木)朝に帰国の途につきました。 チャーリーさんは本校生徒の家にホームステイをしながら、海洋の実習を含む授業に参加し、全学年の生徒と交流をしました。海洋システム科の授業にも楽しく参加しました。 3年生の現代文の授業では『日本人の美意識』という評論を学んでいました。「小さいものを『うつくし』とする日本人の美意識を体験」ということで折り紙に挑戦しました。チャーリーさんは英語の解説を読みながら、いちごや亀などを折って

最後の製パン実習

12月9日(金)の科目「総合実習」の時間に、海洋システム科3学年の全員が、今年度最後、つまり高校生活の中で最後の製パン実習を行いました。 通常、海洋システム科においては、パンの製造を行うのは食品科学コースの生徒ですが、今回は海洋科学コースの生徒もパン作りをしました。 この日のパン作りのテーマは「保護者の方に食べていただこう」でした。そのため、この日製造したパンは販売用のものではありませんでした。 「保護者の方に食べていただこう」というテーマにしたのは、3年ぶりの一般公開と

2級小型船舶操縦士の実技試験

12月7日(水)、海洋システム科海洋科学コース3年の8人の生徒達が、2級小型船舶操縦士の実技試験を、市内広田町の大野湾で受験しました。 2級小型船舶操縦士免許を取得すると、海岸から5海里(約9km)までの海域で、総トン数20t未満の船舶又は用途がスポーツやレクリエーションに限定された長さ24m未満のプレジャーボートの操縦ができるようになります。沿岸漁業やレジャーに最適な資格です。ただし、水上オートバイは操縦できません。 この資格を得るためには、身体検査を受けたうえで学科試

最高だぜっ!小笠原ー!!

11月20日(日)から29日(火)までの9泊10日の日程で、海洋システム科3学年の5人の生徒が、東京都小笠原村父島で行われたダイビング実習に参加しました。 この実習は、新型コロナウイルス感染症の流行状況から、令和二年度と三年度の二年間は実施できませんでしたが、今年度3年ぶりに行われました。 また、実習には、本校の他、宮古水産高校と久慈東高校の生徒の皆さんも参加しており、岩手県の水産系高校3校が合同で実施したものです。 20日、参加生徒は岩手県の宮古港で3校合同実習船である

溺れている人がいるー! 助けろー‼

10月31日(月)の午前中、陸前高田市立高田小学校の3年生と引率の先生方を本校にお迎えして、水産加工品製造体験教室が開催されました。 高田小学校の皆さんは、かまぼこ作り体験の他、ロープワーク体験や、操船シュミレーター体験、水生生物との触れ合い体験をしました。

【T×ACTION】東北地区高校水産クラブ研究発表大会

10月27日(木)から28日(金)にかけて、山形県立加茂水産高校を会場に、第31回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表東北地区大会が開催されました。食品科学コースのチームが「STOP!魚離れ!水産物を好きになってもらうための取り組み~かまぼこ三兄弟」と題して発表し、奨励賞を受賞しました。発表者は大和田小夏さん(3年)、発表協力者が大内拓夢さん(3年)でした。 発表の要旨以下のとおりです。 題名設定の経緯 本校で製造した製品がたくさん世の中に出ていることを感じながら、友人や

宮澤賢治詩碑、海の三訓

 こんにちは。以前「甲子園の1イニングの貸しがある」にて石碑が復元された話を書きました。実は、その際に復元された石碑が他に2つあり、今回はその話を書きます。  3つの石碑は、共に創立90周年記念事業において、義援金により復元されたものです。  最初に宮澤賢治詩碑についてです。昭和45年、本校創立40周年記念式典の際に来校された谷川徹三氏(谷川俊太郎氏の父)の書で、宮澤賢治の「農民芸術概論綱要」の一節が刻まれています。谷川氏は、哲学者で宮澤賢治を広く紹介した人物としても有名

【T×ACTION】水産業とは?

10月20日(木)、海洋システム科1学年を対象として、気仙ものづくりネットワーク事業所見学が行われました。 この見学は、気仙ものづくり産業人材育成ネットワークによるものづくり人材育成事業の一環として実施されたものです。 生徒達は、大船渡市にある須賀ケミカル産業様、鎌田水産様、阿部長商店大船渡食品様の3つの事業所を見学しました。 見学した生徒達は、水産について学ぶ自らの姿勢と職業観を省みながら、進路意識を高めました。

獲ったどー‼

10月17日(月)から21日(金)5日間、海洋システム科2学年海洋科学コースの生徒が、岩手県水産系三高校共同実習船「海翔」に乗船し、イカ釣り漁業実習を行いました。岩手県水産系三高校とは、本校と、宮古水産高校、久慈東高校のことです。 2学年における乗船実習については、当初、サンマ棒受け網実習を予定していましたが、近年、サンマの漁場が三陸沖の陸地から遠く離れた海域に移動している状況があることから、イカ釣り実習に変更して行われました。 今回の実習では、大船渡港から出港し、三陸沖

海綿のことを、小学生に分かりやすく説明しよう!

10月14日(金)の5校時、海洋システム科の1年4組で「海洋生物」の校内公開授業が行われました。 「海洋生物」は教科「水産」の科目です。この日は、「海綿という海洋生物のことを小学生に分かりやすく説明しよう」というテーマで行われました。 チームに分かれた生徒達は、学校に配置されたChromebookを活用して、Microsoft Teams上でプレゼンテーション用のファイルを作成しました。

三陸町越喜来での、ダイビング実習

10月12日(水)の1校時から5校時、科目「総合実習」の時間に、大船渡市三陸町越喜来浪板で、海洋シスステム科3学年の生徒が、2回目になる海上でのダイビング実習を行いました。 このダイビング実習は、みちのくダイビングRiasの佐藤寛志様を講師として行われたものです。 生徒達は、11月に予定されている小笠原諸島父島でのダイビング実習に向けて、ダイビングCカードや潜水士取得に向けて、ダイビングに臨む際の意識と技術を向上しようと、真剣に取り組みました。

【T×ACTION】岩手県高校水産クラブ研究発表大会

10月3日(月)から4日(火)にかけて、宮古水産高校を会場に、岩手県高等学校水産クラブ研究発表大会が開催され、海洋科学コースと食品科学コースの水産クラブが、それぞれ研究発表をしました。 海洋科学コースでは松木孝貴さん(3年)が発表者、村上真梧さん(3年)が発表協力者として、食品科学コースでは大和田小夏さん(3年)が発表者、大内拓夢さん(3年)が発表協力者として出場しました。 結果は、海洋科学コースの「釣り人を救う!?YJK開発!」と題した発表が奨励賞、食品科学コースの「S