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高田高校海洋システム科

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「海・船・魚」に関する分野について、生産から流通までのシステムを学び、観光資源としての海洋環境に関する知識を身につけます。
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2022年7月の記事一覧

ウーパールーパー飼ってます

本校海洋システム科では、ウーパールーパー等の水生生物を飼育しています。ちなみにウーパールーパーは両生類でサンショウウオの仲間です。メキシコサンショウウオ(学名:Ambystoma mexicanum「アンビストーマ メキシキャナム」と読みます)といい、原産地はメキシコのソチミルコ湖とその周辺地です。ウーパールーパーは日本に来てから付けられた流通名です。 海洋システム科の学びの柱の1つに養殖があります。養殖の基本は「生き物を飼う」ことです。そこで海洋システム科では、生徒に飼育

保育実習及び海洋システム科パン作り体験

7月7日(木)の午前中、本校で「保育実習及び海洋システム科パン作り体験」が行われました。 第2体育館で行われた保育実習には、1年生から3年生の参加希望生徒29名と、来校された陸前高田市内の14組の親子の皆さんが参加しました。参加した生徒達は、市の保育士や保健師の方々からのご指導を受けながら、実際に乳幼児と触れ合う体験をすることで、個性の異なる子ども達についての理解を深めることができました。 実習棟で行われたパン作り体験には、来校された子育て中の母親の皆さんが参加し、パン作

【T×ACTION】海水を顕微鏡で観察しました

7月5日(火)の2・3校時、海洋システム科2学年海洋科学コースの生徒が、総合実習の時間に、採取した海水を顕微鏡で観察しました。この海水は、学校近くにある脇之沢漁港で、海水面から50センチメートルほどの深さの所をバケツで約20リットル集めてサンプルとして持ち帰ったものです。 この時間の観察目的は2つでした。一つは、プランクトンの観察。特に、カイアシ類と呼ばれる小さな動物プランクトンを探すことです。カイアシ類とは、学名をコペポーダ(Copepoda)といい、エビと同じ甲殻類の仲

焼きサバカレーパンの試作

海洋システム科2学年及び3学年の食品科学コースの生徒が、今年の5月下旬から7月の上旬にかけて、課題研究の時間や総合実習の時間を活用して、解したサバの身を加えてこんがり焼いたカレーパン、「焼きサバカレーパン」の試作に取り組みました。 最初に、パンの中に入れるカレー作りを行いました。 次に、パンの生地を作りました。 生地ができたところで、事前に作って冷ましていたカレーを生地で包みました。 カレーを包んだ生地に卵黄を塗り、その上に衣を付けました。 衣を付けたサバカレーパン

操船実習

6月27日(月)の午前中、海洋システム科3学年海洋科学コースの生徒が、総合実習の時間に、広田町六ケ浦漁港内で教習艇を用いた操船実習を行いました。 この日は今年度4回目の実習で、小型船舶を安全かつ適切に操縦し運航するために必要な知識と技術の確認をすることを目的に実施しました。安全確認、発進・直進・停止・後進、離岸・着岸などの基本的な操縦技術を確認しました。 海洋システム科では、各種マリンスポーツや小型船舶などの実習を行う場合、心身の不調や道具の不備などが直接、命にかかわる事