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高田高校海洋システム科

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「海・船・魚」に関する分野について、生産から流通までのシステムを学び、観光資源としての海洋環境に関する知識を身につけます。
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2022年6月の記事一覧

実習船「海翔」でのカゴ網実習

6月15日(水)から17日(金)にかけて、海洋システム科1学年生徒が、岩手県水産海洋系3高校の共同実習船「海翔」に乗船して「カゴ網」実習を行いました。 岩手県水産海洋系3高校とは、北から久慈東高校、宮古水産高校、そして本校です。 この実習は、乗船により慣海性を養うとともに、船内における共同生活をとおして協力や助け合いの精神を育み、将来の漁業の担い手を育成することを目的に行われたものです。 参加生徒は、午前中に行われた大野海岸清掃活動及び避難訓練に参加した後、学校に戻り、

大野海岸清掃及び避難訓練

6月15日(水)の午前中、広田町の大野海岸で海岸清掃と津波発生時を想定した避難訓練が行われ、本校海洋システム科の全生徒も参加しました。大野海岸での清掃活動については、震災以前から実施していたものです。 震災以前は、広田小学校、広田中学校(当時)、広田水産高校(当時)の児童生徒と、地域の住民の方々が参加し行っていた一大イベントでした。震災後の実施は、今年度で4回目でした。広田小学校の児童と保護者の皆さん、本校海洋システム科の生徒が参加しました。 今回は、大野海岸で7月16日

【T×ACTION】高田松原海岸の砂についてプラスチック片の有無を調査

5月17日(火)の海洋環境の授業で、海洋システム科2学年の海洋科学コースの生徒が高田松原海岸の砂を観察して、そこにプラスチック片が含まれているかどうかを調査しました。 観察前、高田松原海岸など身近な海や川などに、目では確認が難しい微小なプラスチック片が広がっているのではないかと予想しました。 今回は、潮の干満差によって異なる海岸線(波打ち際のこと)から、サンプルを採取し、シャーレに分けて実体顕微鏡で観察しました。 全部で4サンプルを調べた結果、プラスチック片は確認できま

カキの稚貝垂下作業の準備

 5月10日(火)、総合実習の時間に、海洋システム科の2学年海洋科学コースの生徒が、市内広田町の六ケ浦漁港で、カキ養殖のための稚貝垂下作業の準備をしました。  カキを養殖するためには、先ず、カキの稚貝が付着したホタテ貝の貝殻をロープに固定し、養殖棚に海中で吊るさなければなりません。  この「吊るすこと」を垂下といいます。 この後、貝殻を固定したロープを実習船に積む込みました。 後ほど、これらのロープは養殖棚に吊るしました。