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岩手県高等学校水産クラブ研究発表会

 10月5日(木)~6日(金)の2日間、岩手県立久慈東高等学校を会場に、令和5年度岩手県水産高等学校生徒研究発表会が開催されました。高田高校からも海洋システム科の海洋科学コース2名、食品科学コース2名が参加しました。
 審査の結果、食品科学コースが優秀賞、海洋科学コースが奨励賞となり、食品科学コースは10月26日から福島県いわき市で行われる、東北大会に出場することになりました。

食品科学コースの発表者


海洋科学コースの発表者

 海洋科学コースは「ホンッとに?じゃぁ調査してみよう」と題して、実習場がある地域の水路における外来種生物調査という内容の発表をしました。近年、日本全国で外来種が在来種の生態を脅かしているということが問題視されています。外来種が及ぼす影響等をこれからも継続して調査していきますので、今後の研究に期待が持てます。
 食品科学コースは「『Mottainai』をやってみよう!未利用資源の有効活用」と題して、缶詰製造で発生する規格が合わず捨てられる部位を利用した食品作りの発表をしました。以前から研究を進めていたサバの尻尾を使ったサバカレーパンについて、文化祭で購入していただいた方から食べた感想を集め、商品の改善につなげているということです。
 海洋システム科3年生は、自分たちで地元の課題を見つけ、その課題の解決に向け研究を進めてきました。1年で終わる研究もあれば、何年もかかる研究もあります。地域の活性化に役立つ研究をこれからも続けていきます。

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