みなさん、こんにちは。
本校では令和６年度授業公開が実施されています。８月末から12月上旬までの間に各教科で１時間、公開授業が行われます。授業を公開することで、自教科や他教科の授業を積極的に参観しあい、授業力の向上と授業改善を目的としています。本校の教員はもちろんですが、陸前高田市、大船渡市、住田町内の小、中学校の教職員も参加できます。

今回は、８月28日（水）に２年目の数学教員である松尾先生が数学Ｂの授業を公開しました。この公開授業は、２年目フォローアップ研修講座を兼ねて実施されました。

数学の証明の中でも生徒が苦手とする「数学的帰納法」をハノイの塔を例に出して、わかりやすく説明していました。生徒も興味関心を持ちながら、隣同士で理解したことを自分の言葉で説明しながら理解を深めていました。

授業後には、参加者で授業研究会が行われ、授業のよかった点を参加者で共有し、こうすればもっと授業が良くなるというアイディアを出し合いました。高橋研修指導主事からは、「いわての授業づくり３つの視点」を意識して、本時の目標の提示と最後にまとめをすることなどをご指導いただきました。授業研究会で出された内容をふまえて、さらに生徒が楽しく数学を理解できる授業を目指して欲しいと思います。

高校の授業はなかなか見る機会は少ないと思いますので、陸前高田市、大船渡市、住田町内の小、中学校の先生方もぜひご参加ください。