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【T×ACTION】市長・教育長表敬訪問

 8月4日(金)の午前9時からシンガポール派遣団の生徒8名と引率教員1名、8月8日(火)に国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで開催される「高校生みんなの夢AWARD4全国大会」に出場する生徒1名が、陸前高田市長と教育長を表敬訪問しました。

生徒1人1人がシンガポールに行って学んだことを発表しました
佐々木拓陸前高田市長
教育長にも報告
山田市雄教育長

 シンガポールに派遣された生徒は2年生4名、3年生6名でした。高田高校は多様な進路目標に対応した学校なので、今回派遣された生徒の進路目標も管理栄養師、助産師、建築士、国際交流関係など様々です。生徒がそれぞれの視点でシンガポールの生活を体験したので、「建物が日本とはまったく違った構造で、地震や台風がない地域だということがよく分かりました。」「自閉症の方のための学校であるパスライトスクールは、施設の中に実社会にあるATMなどを設置して、社会生活をする上で困らないようにトレーニングできるようになっていた点に驚いた。」「自閉症の方ということで初めは身構えていたけれど、作業やゲームを通じてとても仲良くすることができた。」「私はダンスが好きでダンス関係の仕事をしたいと思っていた。パスライトスクールのカリキュラムにダンスがあり、共生社会の実現にダンスも一役買えるのではと考えた」「ホームステイ先で自分たちには英語で話しかけてくれるが、家族同士では英語以外の言語で話していて、複数の言語を習得しているのが多民族共生、多文化共生社会なのだと感じた。」「私のホームステイ先はイスラム教の家庭だったので、『あれはしちゃダメ』など言われるのかと身構えていたが、とても優しくしてくださって心配は杞憂だった。一方で、訪れる前の私の心配は『偏見』に当たるのかも知れない、もっと他の民族や文化を知る努力をしなければと思った。」など、多様な感想が発表されました。

夢AWARD4全国大会に出場する佐々木淳哉君

 「高校生みんなの夢AWARD4全国大会」に出場する本校2年の佐々木淳哉君は、608名エントリーの中から一次選考、二次選考を通過し、ファイナリスト10名の1人に選ばれました。
 1年生の「T×ACTION PROJECT」で「総合政策」のチームに所属し、「高校生みんなの夢AWARD」を主催する「みんなの夢をかなえる会」の青木茂雄さんからご指導をいただき、ビジネスプランをまとめました。市長や教育長を前に「陸前高田市を活性化できるビジネスプランを作成しました。夢AWARD4で上位の成績を収め、多くの協賛スポンサーに共感していただいて実際に陸前高田市を活性化できるように発表してきたい」と意気込みを語っていました。
 佐々木市長、山田教育長からは「シンガポール派遣団の皆さんは、今回の派遣で得た学びを今後に生かせるよう、学習に励んで欲しい。夢AWARD4全国大会に出場する佐々木君は、優勝をめざして頑張ってプレゼンして欲しい。」などのお言葉をいただきました。
 市長や教育長にお目にかかることで、自分たちの学びを市民の皆さんが注目していることを実感できたと思います。これからも頑張っていきましょうね。

ちなみに市役所では現在佐々木朗希写真展を開催中です


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