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国土交通大臣より表彰されました

 統合前の高田高校、広田水産高校の先輩方の時代から連綿と続いてきた海岸清掃活動が、この度「海をきれいにするための一般協力者の奉仕活動」として国土交通大臣から表彰されました(全国で9団体)。今まで活動に参加してきた在校生、卒業生を代表し、海洋システム科の2名が賞状を受け取りました。
 広田水産高校の海岸清掃活動が始まった時期は、震災で資料が流されたため、残念ながら正確にはわかりませんでしたが、統合前の高田高校は昭和45年には海岸清掃活動が行われていたようです。半世紀以上に渡るこの活動の伝統は、高田高校がある限り、これからも続けていきます。

国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所長 小岩利弘 様 から賞状と盾をいただきました。


このような大きな賞をもらったことがないため、生徒はとても緊張していました。


生徒を代表し、海洋システム科の生徒が謝辞を述べました。
長年の活動が認められての受賞ですので、重みが違います。

 この活動は地域が誇る美しい自然を守る大切な活動です。これからも地域の皆さんと協力し合い、この美しい環境を後世に残すことができるように活動を続けていきます。(生徒謝辞の抜粋)
 震災で一変した海岸の風景も、地域住民、県内・県外からの支援によって美しく生まれ変わりました。今年の夏も、多くの観光客が陸前高田の海に遊びに来ています。この海岸を守るのは自分たちの役目です。
 次にまた表彰されるのは、今から50年後でしょうか。その時には、今は小さい高田松原の松も、震災前のように太く、高く立派に成長していることでしょう。

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