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【T×ACTION】復興防災減災教育講演会 2023

 こんにちは。6月6日(火)6校時に毎年恒例の復興防災減災教育講演会が行われました。生徒が学校や地域の復旧・復興の歩みに目を向け、自らの在り方・生き方について考える機会とすることが目的です。昨年度は、段ボール製ジオラマを活用した防災教育についての講演でした。


校長による講師紹介
講師の畠山マリセルさんと菅原マリフェさん

 講師は、フィリピンから来日した菅原マリフェさんと畠山マリセルさんです。お二方は陸前高田東日本大震災を経験しています。
 今回は、「災害弱者」テーマです。外国人であったり、障害を持っていたりして、避難行動や避難所での生活において、援助がより必要な方から震災の体験談などをお伺いし、次に来る災害に備えるということを狙いとしています。
 

本日の司会進行は生徒です。


司会者が発言者にマイクを持っていきます

 また、今回は司会・進行を高大連携の防災チーム2年生が担当しました。会場の生徒に質問を投げかけるなど工夫しながら進行を務めていました。

お二方と生徒によるパネルディスカッション
災害弱者である外国人にどう接すればよいのか

 パネルディスカッション方式で進めましたが、当時の避難の状況を説明する際には声が詰まる場面もあり、当時の記憶があるかどうかという生徒達からすれば、それだけでも十分感じる部分があったと思います。
 最後に、「皆さんも将来高田を出て、言語や文化が違う外国で被災することもありうる。やさしく接して欲しい。」とお話されていました。

 最後に生徒の感想を紹介します。
 
 (1)震災があった時、私は守られる側でした。講師のお二人が仰った通り誰かの手を引くという行為がとても大事で、命を救える行為を私も行えるようになりたいです。実際にあったら冷静でいられないかもしれないけれど、頭に入れておこうと思います。

 (2)実際に外国人の方のお話を聞くのはとても良い機会だったと思う。子供がまだ小さい上自国ではないところで災害を受けるのはてとも不安が大きかったと思う。自分はそのような外国人の助けや安心できるような行動をしていきたいと思った。

みんなにも読んでほしいですか?

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