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高田高校生が入居できる市営住宅見学会

 7月31日(月)の高田高校一日体験入学の後、午後1時30分から高田高校生が入居可能な市営住宅の見学会を実施しました。高田高校は今年度から、遠方の中学校の出身者で高田高校での学びを希望する生徒に対し、陸前高田市内の市営住宅に入居できるよう陸前高田市から支援を受けています。
 対象となる市営住宅は高田高校から徒歩15分の場所にある「市営鳴石団地」です。徒歩圏内ですが当日の陸前高田市内は最高気温36℃の猛暑日だったこと(内陸から参加された方は「沿岸は風があって少し涼しいですね」とおっしゃっていましたが…)、見学を希望されたのが9家族20人と多数だったこともあり、3組に分かれジャンボタクシーで移動していただきました。生徒さんの中には120㌔以上離れた県央部から参加された方もいました。 

外には物置と自転車置き場があります
(1棟は現在外壁工事中です)

 現地では陸前高田市から管理を委託されている株式会社寿広の社員さんに住宅について説明いただきました。また、今年度から入居した高田高校1年の生徒も立ち会ってくれました。

市営住宅に入居している高田高校1年生が質問に答えます

 参加した皆さんからは「思っていたより広いし、きれい」「収納がたっぷり」「家賃が安い(1万円)のがいいですね」との声が上がりました。立ち会ってくれた本校1年の生徒も「暮らしていて不自由はないです」と語っていました。一方、「一人暮らしの場合、食事はどうしたらよいのか」との声も聞かれました。今年度始まったばかりの制度なのでまだ不十分な点もあります。今後は高田高校を選択肢の一つとして考えている中学生の皆さんの不安を解消できるよう、情報発信を図っていきたいと思います。
 参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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